2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「今はもう無人島で暮らしでもしない限り、悪を避けては通れん。 悪こそこの世の常。 どう身をふろうと、どちら側かの悪に加担してしまうだろう」(銀と金) 涙、涙です。正義なんて、贔屓にすぎない。 覚悟を迫られている。 悪になれ。 私はそこを踏み留ま…
向島芸者という、一般の人から見れば特殊な仕事をしている私ですが、よく聞かれるのは、料亭で何をするのかということです。 まずお客さんが料亭に何をしにきたのかを察知してあげることから始まります。やっかいでしょ。 一人で来るお客さんは、おしゃべり…
という彫刻家に一目惚れ!!! ブロンズ像「復讐者」のこの素朴な狂気!多面体系のデフォルメがここまでキマった彫刻は初めて見ました。 この壮絶な怨念。 でもどことなくユーモラスで、対象へ感情移入して激情に昂りながらも、愛が伝わってくる。 ああ、あ…
おとといはアマゾンから 山本康人 「結婚星」1、2、3巻 安野モヨコ さくらん ぽん竜太 ぽん’s百景 が届いて、きのうさらにコンビニで 月刊チーズ ペンギンクラブ 週刊少年ジャンプ そして今日 バサラ 全巻 を入手。 毎月の漫画費を三万円以内くらいに設定…
「空気読め」って ぜったいむり。 ぜったいやだ。 人より空気が偉いんだもんなあ。
という日本の男色の歴史がテーマの古い本を買った。1600円。「こんな変な本、買うのって私くらいだろうなという奇妙な優越感を抱かせてくれる本。装丁や字体など、雰囲気が良し。喜んでカモになりましょう。さて内容は。なんだかちょっと右翼っぽい・・…
十七世紀に精神病が発明されてから、「不適合」の烙印を押された少数派の人間は、「保護」の名のもと社会から隔離された。人格の画一化の始まりである。 それ以前では、西においても東においても狂人たちが、社会的役割を負い果たしていたという。 例えば、…
もう生理的に大嫌いです。 ダンディでかっこいい人ならいいのですが、 水商売をやっていてもいままで会ったそういう人はほんの数名。 油っぽいオヤジが嫌いなのは、なぜなのかを考えるのも気持ち悪いくらい嫌いです。 だからこそ高い時給をもらえれば、「仕…
数時間前、窪塚洋介が飛び下りたとの報が入ってまいりました。 私は自殺する奴が大嫌いだ。自殺にはその性質においておそらく種類がいくつかあると思われるけれど、それはあえて無視します。自殺するのには体力および情熱が必要だ。 悲劇の主人公として死ぬ…
仕事を丸一週間休むことにした。信じられない贅沢だ。 全くの気まぐれによって、置屋の料亭に「今週いっぱい行けません」と言ってみた。 けっこう文句を言われたけれど、気まぐれが根拠だけに私の決意は固く、通った。 予定は立てないことにした。「何もしな…
ある方の日記がとても素敵であったので、私も真似してみたくなり、ダイアリーをはじめました。