2005-07-28から1日間の記事一覧

評価

バルラハの彫刻はもちろん、戯曲の評価もヨーロッパではとても高く、この時代のドイツの戯曲で今だに上演されるのはブレヒトとバルラハだけだそうです。邦訳がまだ一つも無いので、このバルラハ展を機会にどこかで出してくれないかなあと思っています。

アニメチック

バルラハの作品には技巧を見せびらかすような筋肉の描写などかけらも無く、単純な(もちろん、しかし計算し尽くされた)曲線で構成されており、人物の頭身が低めです。下の画像を見て頂ければわかる通り、アニメチックですらあります。貧しい人々の飾り気の…

彫刻ってよくわからない

バルラハはドイツの芸術家です。1870年生、1938年没。彫刻と版画と戯曲を作りましたが、特に彫刻が素晴らしいです。 彫刻になじみのある人というのはごく少数派だと思います。私もバルラハを知るまで彫刻に全く興味がありませんでした。というか、今…

エルンスト・バルラハ展が来る

私の最も愛する芸術家の一人、エルンスト・バルラハ(Ernst Barlach)の展覧会が来年の2月に初めて来日することになりました。興奮してmixi中で騒ぎ立てましたが収まらず、こちらにもこの喜びを書き留めておきます。