呆楽

呆楽というのは、万物に対してメタを無視する痴性、無知さ、無垢さ、奔放さといったようなものです。人は大人になるほどビタミンのように呆楽を欲します。皮膚下で細胞が入れ代わる時にビタミンが必要なように、メタレベルの認識が入れ代わる時には発想のビタミンが必要です。かつて正統な呆楽の供給者は子供たちでした。もう一つの事情とは小子化です。