もう盲人は三銃士になれない

現在の障害者に関する表現の規制は、単純に障害者への言及を禁止しているだけで、障害を持たない人間が障害者に何らかの形で言及することは内容が何であろうと全般的に「失礼」にあたるという奇妙なルールができてしまったと思います。ネガティブな表現も無ければ、ポジティブな表現もありません。「めくらのねずみの三銃士」はもう生まれてきません。だから、障害者に接触する機会の無い人が障害者に対してポジティブなイメージを持つ機会も全くありません。