hira333氏へのレス

遅れてすみませんが七月三十日の日記を読ませて頂きました。
「勝ち組、負け組」いやな言葉ですね。これだけ勝ち負けがはっきりした世の中で、すべての物事に値段がついては、自分の価値観に価値感を見いだすことが難しくなってきていると思います。
私は80年代生まれですので、物心付いた時にはすでに大量情報社会で批評という批評は形骸化し、発言者が量産され、拡散されていました。ここ十年でインターネットが拡大してからは本当に情報超過剰社会となって、『自分にとって有益な情報のみ捕らえるアンテナを持っていないと、現代人はビジネスマンであれ、自営業であれ、公園にたむろする浮浪者であれ、生きて行くことは困難』だと、おっしゃる通りと思われます。
情報には二つあり、生きているだけでシャワーのように浴びせられる煽動的情報と、もう一つ、本当に有益な情報は、常に隠されていて、自分から獲得しにいかなければ出会うことができないのだということも感じています。
煽動的情報しか獲得したことの無い人を見かけることが増えました。私はむしろそういった人たちがどう自分の幸せを確保していくのかに興味があります。それこそビジネスに繋がる予感がします。しかしそれも今の段階で既に貪り尽くされたかしら?