お話ししたこと

セラピーに関することから他愛のない話しまで、一時間以上対話をしていました。長いなあ、と思いつつもそれが催眠の導入に必要なプロセスなのだろうと感じながら、面白い話しもいくつか聞けました。
例えば。オカルト的表現で言えば、前世の自分の霊は現在の自分自身に憑依していて、ヒプノセラピーはその除霊であるとか、私に必要な前世の「思い」はあえて取り除いたりはしないし、できないということなど。また、よく「私の前世はマリー・アントワネット」と言う人がいたり、タイタニック号に乗っていたという人が何人もいるのは、それはマリー・アントワネットタイタニック号がその人にとって解り易いモチーフであり、そのモチーフをかりて記憶は残るし、語りかけてくるものであると。美輪明宏天草四郎の生まれかわりではなかったかもしれないけれど、天草四郎のように他人を導く才能を持った人だった可能性はかなり高いと思われるのだとか。前世療法の体験談にありきたりな、ともすれば陳腐で話すのも恥ずかしいようなストーリーが多いのは、そういう理由なのだそうです。