テイクだけじゃ済まない

子供を育てる間はこの呆楽をたくさん摂取して麻薬に痺れているような状態です。この幸福感は麻薬的です。しかし呆楽というのはそもそも非合理性ですから、そのものが生産に寄与する時はほとんどありません。子育て自体はものすごく大変です。(今日も熱を出したので営業をかけていた企業相手に日程を延期させて経営者としては死にたいよ!みたいなこともあるし、肩の腱鞘炎はずっとなおりません。)また子供が与えてくれる呆楽については、こちらとギブ&テイクです。親と子はフェアな関係です。
このやりとりによって、自分がどれほどの呆楽(あるいは癒し)を消費する権利があるか、どれだけあれば活き活きしていられるのか、その値を感覚として知ることになります。