言い訳

そんな言い訳ばかりコレクションして、牙城を築いているだけだというようなことを今年の春頃、人に言われたことがあります。なかなかその言葉を受け入れることはできませんでしたが、年末になって思い出しました。
私は子供の頃から雨が降っても風が吹いても私のせいだと、自分を責め続けてきました。しかしどう足掻いても償い切れないことをしてしまった時から、償うという考えが高慢に思えてきて、熟慮の前に放棄してしまいました。それから自分の隙間を埋める言葉を拾い集めるようになりましたが、今に至って思えば、もう十分自分を甘やかしたので、ふたたび償うということを目指してみようかと思います。