SNS雑感

アメリカのSNSはしっかりビジネスモデルができていて、商品を評価するシステムや購入ページへのリンクがスマートに構成され、SNSによって小売り業に革命が起きたと言われているそうです。国内では口コミサイトとしてアットコスメなどがあるものの、メルアド登録だけで参加できるので一部は2ちゃんねる並に殺伐化していますが、SNSならクリアできるかもしれません。日本でもこれが実現したら消費者側にも企業側にも非常に有益でしょう。広告費の無い小企業や個人でも商品の質でほとんど対等に勝負できるし、イカれたクレーマーもオフラインより少ないのではないでしょうか。消費材全体の質が上がるという希望も見えます。
mixiはとうとうヘビーユーザーを有料にしましたが、無料のライトユーザーとの差別はそれほど厳しくないものになっています。あくまで非営利を貫くかのような姿勢ですが、ユーザー実数は今月21日で30万を超えたというので他の企業も黙っちゃいないでしょう。
livedoorのフレンドパークは稼ぐ気満々で、ユーザー数を増やすため招待制ではなく自由参加になっていますいが、ユーザー数はlivedoorの予想の半分以下に伸び悩んでいるようです。招待制というわずかな心理操作がSNSの心臓部なのでしょう。
複数同時に使っていくのが面倒なSNSですが、気になるのはキヌガサなどのイロモノSNSです。遊び要素で興味を持たせてくれるので、複数登録を可能にさせます。今後生まれる日本SNSでユーザー数を増やすのはこういったイロモノかもしれません。