新品好き

そもそも華僑は新しもの好きで、車や電化製品などの試作品を高いお金を払って手に入れようとするので、華僑のお金持ちは企業にとってこのうえないスポンサーになるそうです。また芸者時代にこんな話も聞きました。注文を受けて別荘を新築し、いざ受け渡す段階になって不動産会社の者が先に鍵を開けて部屋に入った所で、華僑であったお客は激怒して不動産の受け取りを拒んだとか。また中古のリサイクル品に関して、華僑の多い地域では値段がとても低いそうです。環境問題に目を向ければ全人類が節制に励まなくてはならない状況であるわけですが、そういった意識はほとんど無いと言ってよく、華僑はとにかく他人の手がまだ触れていないものを善しとするのです。
いくら文化といえ、そしてその多様性が尊しといえ、風水の名の元、事業を安定させるために「定期的に」子供を消費していかなければならないという感覚を持つ人間が少なからずいるのだと思うと、これは悪習として阻止すべきだと思います。纏足も長い歴史を持っていましたが、国際的な非難を受けて禁止されました。世界は少しずつ良くなっているのではないかと、淡い希望を持って。