「完全無視」=「交渉不能」の見限り

去年の秋のことです。バス停に車いすの人がいて、バスが来、車いすを持ち上げなければならなくなった時に、他の乗客は立ち上がらなかったので私と運転手の二人で持ち上げることになったわけです。運転手もパワーのあるタイプとはお世辞にも言えない雰囲気でした。持ち上げてみると本当に重くて、落としそうになるのを必死にこらえて、腰が砕けるかと思いました。腰の痛みは一月取れませんでした。あまりに痛さにもう二度と手伝ってやるものか、とすら思いました。だって、車いすの人は2人で車いすを持ち上げることは大変だということを知っていたはずです。(私は知りませんでした)それなのに「もう一人手伝ってくれる人を探しましょう」と言ってくれなかったのは、何故だったのか。