もう大丈夫なのでは

人の手を借りなければ外に出ることができない人にとって、理解を得られるかどうかはまさに死活問題です。ステレオタイプな理解が今まで障害者の生活を脅かしていたという過去はあったでしょう。でも今は、福祉はしっかりと研究されて、正しい方法が確立され、それに熟知したプロがたくさんいます。(私のバスの件は、実に間違った方法でした。)だから、障害者への対応は次の段階へと進んでも良いのではないかと思います。ステレオタイプな表現に対し、目くじらを立てて潰して回らなければいけないほど障害者が追い詰められた状況では無くなったはずです。それに、障害者が手を貸してほしそうな時にどうしたらいいかという知識も、車いすが重いという知識だって、イメージと共に入ってくることもあると思います。

そんなわけで私は目の見えない三銃士が剣で床を叩きながら歩くアニメを娘に見せるのです。

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