子供主義

koikeakira2008-01-09

子供は素晴らしい。
子供がいるとかいないとか関係なしに、神様みたいだよねあの笑顔は。

つまらない大人一人と子供一人の価値を天秤にかけたら前者はゴミみたいなもんだと子供の頃から天秤の乗るサイド変わった今でも本気で思ってます。楽観的経済観からと悲観的経済観からと芸術的価値全てにおいて子供の圧勝です。


今日私は熱を出して寝込んでいるのですがこういう時って不思議といろいろな昔のことを思い出したりするので、つれづれに書きます。


全く、近頃の大人というやつは…
頭は固いし動きも悪い、そして自分自身で溜め込んだ不自由から抜け出す努力もせずに、何をどうしてかその怠惰から錬金術的に自分の価値を練成している者のなんと多いこと。

灰色の体液から取り出した泥を金塊だと叫び撫で擦る盲目の偽賢者…それが大人…子供の私はそう思っておりました。

小学校の頃、特にソリの合わない先生に捕縛されて特設会場に収容され、お説教を頂戴すると、
格 下 に 意見を言われることに理不尽な思いで一杯でした。

どうやら大人は我々高貴なる子供を彼らのルールや序列の中に無理矢理連れ込むことで何かが解決したと思いたいらしい。
だがそれは異文化から異文化への無理解による侵略であり搾取であり、奴隷狩りである。
歴史が追いつけば、こんなことは許されない…。

ノーサンキュー。他を当たってくれ。
と言うとひねくれてるって先生方はおっしゃるわけです。反骨だって言うわけです。違います。むしろ直骨です。こんなに素直な人間が他にいると思うのかね?

…仕方がない。
さっさと話したいことを話してスッキリしたら終わりにしてくれ。サンドバッグはちと辛いがしょうがない、せんせいも人間だ、誰かに愚痴を言いたい時もあるだろう。オレが右から左に受け流してやるよ。
そう思っていたので、結果ものすごい回数呼び出されました。

(もちろん真摯に会話をした先生もいますよ。小学校では一人だけだったな。その先生とは今も手紙とか送ってます。)


子供は大変だよ。楽じゃない。子供の美しさは白鳥に似たり。そのことを忘れちゃあかんのです。おしまい。