SS席の変容

ここはケチってはならぬと思いきってSS席を予約したのですが、2階の前から11列目。アリーナ席などは売りに出ておらず、SS席が一番いいはずなのに。一階の席には「招待状」を持っている人だけが案内されていた。おそらくスポンサーの身内に出回っているのだろう。先週のブライアン・アダムスのコンサートもそうだった。それが最近のチケット事情らしい。そういえばホールの入り口前で「私は招待状を持ってるんですよ?」と列を抜こうとして係員に諌められている人がいた。「こちらは招待状をお持ちのお客さまの列でして」「あらそうなの」といった具合。招待状はスポンサーにとって大事な人の優越感を満たすためのサービスとしてしっかり機能しているようだ。ところで、誰のためのコンサートだ?少なくともカエターノはファンのためと言ってくれるはずだ。