モンスターは二次元に置いておくべき?

id:nekoprotocolさんがザックリ分類したところの「A.コンピュータを意識させないゲーム」(主に3D)と「B.コンピュータを意識させるゲーム」(主に2D)のうち、Aの方向性を追求するなら、今のグラフィックで全てのモンスターに「窮鼠猫噛プログラム」を書き込めばもう究極レベルまで達しているとは思います。ものすご〜くリアリティが出ると思います。

でもね、多分製作者もそんなにバカなはずはない。わざとそのリアルとアンリアルの最後の一線を超えないで差し置いておいたのではないかという気も、私にはするのです。

倒される最後にどうにか生き延びようと生への執拗な執着をむき出しに、足掻いて足掻いて死ぬ気の根性で戦い、死に際には時に神々しささえ感じるほどの知性や気高さ、無念さや悲しさを見せるモンスター達を、ボタン一押し潰殺。イヤな汗が出ること間違いなし。窮鼠猫噛プログラムは体感残虐性を2ケタくらい水増ししてくれそうです。さらに死そのものの持つ魔力や神秘性をいちいち味わわされるとなれば、戦闘でのプレイヤーの疲労度も体感2ケタ増し。

FFには至上最強にしてカンペキなゲームであって欲しいから、結局、その一線は超えて欲しくないという結論でした。

まあでも、ストーリーが終盤に行くにつれ、戦闘はプレイヤーの頭脳vsシステムの限界を試す究極のプログラムという雰囲気を帯びてくるので、きっと最後の方にはFFⅤでのオメガ戦のような究極に二次元的な楽しさが味わえると期待してます。早くレベル99にならないかな〜。